渡航前インターンシップ@SHIZUOKAその1
トビタテ!事務局です。
トビタテ!留学JAPAN地域人材コースでは、留学プログラム分野や地域の課題について理解を深めるために、県内の関連企業等での事前・事後インターンシップ参加が義務付けられています。「ふじのくにグローバル人材育成事業」採用学生もインターンシップに挑戦しています。
今回から、特集「渡航前インターンシップ@SHIZUOKA」を連載します!
第一回目の今日は、静岡文化芸術大学 星野榛花さんの紹介です。

インターンシップの様子。 後列左から2番目、立っているのが星野榛花さんです。
星野さんは今夏より、ライフスキル教育の効果と手法を学ぶためフィリピンにトビタちます。
「ライフスキル」とは、日本ではまだ聞き慣れない言葉ですが、人が社会生活を送るなかで感じる負荷や問題に立ち向かい、乗り越え、対処するスキルのことです。星野さんは、静岡県には、県内に住む貧困世帯の児童・生徒に合わせて構成したライフスキル教育のモデルが必要だと考えています。
インターンシップ先の「公益財団法人浜松国際交流協会」は、浜松市内で国際交流の推進と地域の共生社会づくりを目指して活動している団体です。今回のインターンシップでは、静岡型のライフスキル・モデル教育をつくるために必要な静岡の共生社会の様子を学ぶことができたと星野さんは語ります。
インターンシップ中に行われたイベント「親子で学ぶ災害時の対応+α国際交流」では、星野さんも受付や会場設置等のスタッフとして活動しました。イベントには、フィリピンやベトナム出身の親子も参加しており、参加者は震災時の対応について学んだ後、フィリピンのハロハロというデザートを作って交流しました。
星野さんにとってもトビタつ目的であるライフスキル教育の一環として、貴重な経験となりました。