第11期派遣学生2名の報告会を開催しました!
令和3年2月4日(木)に、ふじのくに地域・大学コンソーシアム「トビタテ!留学JAPAN地域人材コース(文部科学省)」と静岡県県教育委員会「ふじのくにグローバル人材育成事業」による海外派遣者等の成果報告会を共催で開催しました。コロナ禍ということもあり、今回はオンラインでの開催でした。
11期生4名のうち2名については、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大を受け、留学の中断を余儀なくされております。今回は留学を修了した2名が発表しました。
1人目の発表は、チェコのマサリク大学に留学した川村朱音さん。
「チェコから学ぶ小中一貫英語教育~グローカル人材の育成~」をテーマに掲げ、9年間の小中一貫教育によって行われるチェコの英語教育について、大学の講義だけでなく、実践活動として、実際に現地の学校を訪問し、実習型の授業を体験したことや現地の学校の先生等へのインタビューを通して考えた、小中一貫教育のメリットやデメリットについて発表しました。
2人目の発表は、イギリスのサセックス大学に留学した北村夏音さんです。
「静岡を日本一エシカルな県へ~国際協力を通して海外との絆を深める計画~」をテーマに掲げ、フェアトレードやエシカル消費の先進地のイギリスにおいて、大学では開発学の講義を受け、貧困や難民問題等について学ぶとともに、現地の人々に、国際協力やフェアトレードに対するアンケートやインタビュー調査を行ったこと、また、日本国内にも浸透させるにはどうしたらよいか、提案してくれました。
二人とも発表の最後には、支援企業への感謝の気持ちを伝えました。
支援企業や大学関係者の方々も、11期生の二人が海外での留学を経験し、一回りも二回りも大きく成長した姿を、画面越しではありますが、見ることができたのではないでしょうか。
二人の今後の活躍を期待しています!